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2018年12月07日 平成30年第4回定例会(第5号) 名簿
2018年12月07日 平成30年第4回定例会(第5号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2018-12-07
    2018年12月07日 平成30年第4回定例会(第5号) 本文


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    2018年12月07日:平成30年第4回定例会(第5号) 本文 (240発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (五日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(佐田則昭君)皆さん、おはようございます。  ただいま出席議員は二十三名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  平成三十年十二月第四回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き、市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(佐田則昭君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告に従い、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(平成三十年十二月七日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十四番   │一、消費税一〇%増税について       │市長    ┃ ┃用松律夫君 │  市民生活への大きな影響を考慮し、中  │      ┃
    ┃      │ 止を国に働き掛けるべきではないか。   │      ┃ ┃      │二、国保税について            │      ┃ ┃      │ (1)全国知事会は国保への一兆円の国費投  │市長    ┃ ┃      │  入を要望しているが、宇佐市も国庫負  │担当部長  ┃ ┃      │  担の増額を国に求めるとともに、仙台  │      ┃ ┃      │  市、京都市、清瀬市など、子どもの均  │      ┃ ┃      │  等割の独自減免で軽減を図る自治体が  │      ┃ ┃      │  増えており、宇佐市も検討してはどう  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)厚労省は「都道府県化」実施後も一般  │教育長   ┃ ┃      │  会計や基金からの繰り入れは自治体の  │担当部長  ┃ ┃      │  裁量と判断でできると答弁している。  │      ┃ ┃      │  宇佐市でも繰入れ額を増やし、引き下  │      ┃ ┃      │  げと減免制度の拡充を。        │      ┃ ┃      │三、ごみ処理行政について         │市長    ┃ ┃      │ (1)地方自治法に基づき、ごみ行政の推進  │教育長   ┃ ┃      │  を。                 │      ┃ ┃      │ (2)生ごみの排出抑制や堆肥化の推進、分  │      ┃ ┃      │  別の細分化で減量を進め、施設規模を  │      ┃ ┃      │  最小にすべきではないか。       │      ┃ ┃      │ (3)コンポストなどの助成措置の具体化   │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │四、宇佐市における外国人技能実習生の賃  │      ┃ ┃      │ 金や労働条件の実態は。         │      ┃ ┃      │五、平和ミュージアム(仮称)について   │      ┃ ┃      │ (1)建設準備委員会での傍聴者への資料配  │      ┃ ┃      │  布の中止は撤回すべきではないか。   │      ┃ ┃      │ (2)入札不調となったが、今後の対策と見  │      ┃ ┃      │  通しは。               │      ┃ ┃      │ (3)平和ミュージアム(仮称)の建設の理  │      ┃ ┃      │  念とオスプレイを伴う訓練は相反する  │      ┃ ┃      │  と考えるが、抗議の意思を表明すると  │      ┃ ┃      │  ともに、中止を再度申し入れるべきで  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (4)加害と被害の実態をどう展示・解説し  │      ┃ ┃      │  ていくのか。             │      ┃ ┃      │ (5)大型戦闘機(模型)の購入について市  │      ┃ ┃      │  民の批判が強い、改めて見直し、中止  │      ┃ ┃      │  すべきではないか。          │      ┃ ┃      │六、市庁舎の免震施設をめぐり、業者のデ  │      ┃ ┃      │ ータねつ造問題が指摘されたが、どう対  │      ┃ ┃      │ 処するのか。              │      ┃ ┃      │七、差別解消に逆行する地区集会所の学習  │      ┃ ┃      │ 会の内容や開催の在り方の改善を。    │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十九番   │一、日出生台演習場での、日米共同訓練に  │市長    ┃ ┃筌口 孝君 │ ついて                 │担当部課長 ┃ ┃      │ (1)住民が最も不安に思われているオスプ  │      ┃ ┃      │  レイの使用訓練実施について、宇佐市  │      ┃ ┃      │  への情報・伝達はあったのか。今年八  │      ┃ ┃      │  月二十二日、九州防衛局での要望は活  │      ┃ ┃      │  かされているのか伺う。        │      ┃ ┃      │ (2)今回の要望は新たに大砲及びヘリコプ  │      ┃ ┃      │  ター等の騒音に加え航空機全般を対象  │      ┃ ┃      │  とする表記に改め大きな衝撃・騒音等  │      ┃ ┃      │  使用時間等について情報開示を示され  │      ┃ ┃      │  るよう配慮を求めたものだが成果を伺  │      ┃ ┃      │  う。                 │      ┃ ┃      │ (3)九州防衛局の今回の公表は余りにも住  │      ┃ ┃      │  民への配慮のない伝達であり、県と六  │      ┃ ┃      │  市町は中止を申し入れると報道にある  │      ┃ ┃      │  が宇佐市の考えは。          │      ┃ ┃      │ (4)宇佐市は先の要望で、米海兵隊との実  │      ┃ ┃      │  動訓練について(新規)に四者協と同  │      ┃ ┃      │  じ文言を要望書に追加しており、総務  │      ┃ ┃      │  委員会での審議も宇佐市の新たな姿勢  │      ┃ ┃      │  を強調したところであり今回の公表に  │      ┃ ┃      │  は怒りを強く感じる。九州防衛局での  │      ┃ ┃      │  対応には不信を禁じ得ない。今後の情  │      ┃ ┃      │  報開示について信じることが出来るの  │      ┃ ┃      │  か。住民への安全な情報伝達はどの様  │      ┃ ┃      │  な方法で伝えられるのか伺います。   │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(佐田則昭君)まず、十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)皆さん、おはようございます。十四番 日本共産党の用松でございます。傍聴者の皆さん、ネットで御視聴の全国の皆さん、ありがとうございます。  質問の第一は、来年十月からの消費税増税について、市民の影響を考慮し、中止を国に働きかけるべきではないか。  第二点は、国保税についての第一点、全国知事会は国保への一兆円の国費投入を要望し、協会けんぽ並みに引き下げることを提案をしております。我が党も先般、こうした全国知事会の提案や方針を受けて、抜本的な改善案を提案しているところであります。  第二点は、厚労省も、都道府県化の実施後も一般会計や基金からの繰り入れは、自治体の裁量で判断できると答弁しております。宇佐市でも繰入額を増やして、引き下げと減免制度の拡充を求めるものであります。  第三点の三項目のごみ処理行政の第一点は、地方自治法や一般廃棄物処理法では、ごみ処理は市町村の義務と定められており、この原則に従って対処すべきではないか、見解を求めるものであります。  第二点は、生ごみの排出抑制や堆肥化の推進、分別の細分化で減量を進め、施設規模を最小限にすべきではないか。  第三点は、検討を約束したコンポストなどの助成措置の具体化について。  第四項目は、宇佐市における外国人技能実習生の賃金や労働条件の実態について。  第五項目の第一点は、平和ミュージアムの建設準備委員会で、十月二十六日以前の建設準備委員会では、マスコミの関係者、私もたびたび傍聴させていただいているんですけど、その際、委員と同様の資料を配布しておりましたが、これを中止しました。これを撤回すべきものだと考えます。  第二点は、入札不調問題は、後藤議員への回答がありましたので取り下げます。  第三点は、平和ミュージアムの建設の理念とオスプレイを伴う日米共同訓練は、相反する。抗議の意思を表明するとともに、中止を再度申し入れるべきではないか、見解を問うものであります。  第四点は、加害と被害の実態をどう解説・展示していくのか。  第五点は、大型戦闘機の購入について、市民の批判がさらに高まっており、改めて見直し、中止を求めるものであります。  第六点は、市庁舎の免震装置については、和気議員への回答がありましたので取り下げます。  第七項目は、差別解消に逆行する地区集会所の学習内容や開催のあり方の改善と是正を求めるものであります。  以上で第一回終わります。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、用松律夫議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、消費税一〇%増税について、中止を国に働きかけるべきではないかについてでありますが、消費税率につきましては、法により二〇一九年十月に一〇%に引き上げられる予定となっております。この使途につきましては、年金、医療、介護、子育て支援の社会保障関連事業及び幼児教育・保育の無償化の財源として活用されることとされております。  全国市長会においても、都市税源の充実強化に関する決議を行い、消費税、地方消費税率一〇%への引き上げの確実な実施や消費増税による増収分の都市自治体への重点配分など、国に対する提言を行っているところであり、中止を国に働きかけることは考えておりません。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁をいたしますのでよろしくお願いをいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、七項目めの地区集会所学習会の内容等の改善についてを教育長 竹内 新君。 ◯教育長(竹内 新君)皆さん、おはようございます。教育長の竹内でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  七項目め、地区集会所の学習会の内容や開催のあり方の改善をについてですが、平成二十八年四月に、いわゆる障害者差別解消法が、また、同年六月には、ヘイトスピーチ解消法が、さらに、同年十二月には、部落差別解消推進法が施行されました。このように、部落差別を初めとした人権に関する問題は、今もなお解消することなく続いている現実があります。
     これらの法律が施行されたように、人権問題の解消に向けた取り組みは地方公共団体の責務であり、社会教育集会所での学習会活動は、人権問題の理解と解消に向けた取り組みの一つであります。  学習会では、集会所がある地区の方たちや地区外の方たちも含め、今なお残る部落差別の問題や身近な人権に関わる学習をはじめ、伝統行事や文化などの学習を行っております。それらの学習会により、正しい知識を身につけることで、差別のない人権尊重の社会作りに貢献したいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、二項目めの国保税についてを福祉保健部長 松木美恵子さん。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼健康課長(松木美恵子さん)皆様、おはようございます。福祉保健部長の松木でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  二項目め、国保税についての一点目、国庫負担の増額を国に求めるとともに、子供の均等割の独自減免での軽減を検討してはについてですが、子供の均等割額の減免につきましては、子育て支援の観点などから、近年、各所で意見が挙がっており、全国市長会においても国への提言に盛り込まれております。  今年度より国保の財政運営が県単位化となったことにより、県において、県内の市町村における保険税を含めた各種制度の一元化等について検討しているところでありますので、本市として単独で実施できる状況ではありません。引き続き市長会等を通じて、国庫負担の増額とともに、制度としての確立を図るよう国に求めてまいります。  二点目、都道府県化実施後も一般会計や基金からの繰入額を増やし、引き下げと軽減制度の拡充をについてですが、一般会計から国保特別会計への繰り入れにつきましては、国民健康保険法等の規定に基づくもの、地方単独事業に係る国庫の負担軽減の補填に係るもの、保健事業に係るもの等について行っています。また、基金からの繰り入れにつきましては、平成三十一年度以降の納付金等へ充当する財源と考えています。  一般会計からの繰り入れは、自治体の裁量と判断でできるという基本的な考えが厚生労働省から示されていますが、今年度からの財政運営の県単位化に伴い策定された大分県国民健康保険運営方針においては、国保税の負担緩和を図るため、税率の引き下げ・軽減の拡充を行い、決算補填等の目的のために一般会計からの繰り入れを増額した市町村は、赤字解消・削減計画の策定を余儀なくされ、県の示す標準負担税率に則した保険税率の設定を強く求められることになります。  本年度は、財政運営の県単位化の初年度でもありますので、今後、制度の運営状況を見定め、国保財政の現状分析を行いながら、適正で安定した制度運営に努めていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、三項目めのごみ処理行政についてを市民生活部長 荒牧 巌君。 ◯市民生活部長兼税務課長(荒牧 巌君)皆さん、おはようございます。市民生活部長の荒牧です。十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  三項目め、ごみ処理行政についての一点目、地方自治法に基づき、ごみ行政の推進をについてですが、広域ごみ処理施設クリーンセンターの建設につきましては、地方自治法第二百八十四条第二項の規定に基づき、宇佐・高田・国東広域事務組合で進められており、現在、正副管理者により、建設に向けた協議が行われていますので、この協議を見守りたいと考えております。  二点目、生ごみの排出抑制や堆肥化の推進、分別の細分化で減量を進め、施設規模を最小にすべきではについてですが、現在、本市におきましては、家庭系ごみについては、家庭ごみの分け方・出し方の分別表の全戸配布、水切り、食べ切り、使い切りの三切り運動や電気式生ごみ処理機、コンポストによる生ごみ減量化の推進、マイバッグ持参によるレジ袋削減を図っております。  事業系のごみについては、飲食店などで、三〇一〇運動による食べ残しの削減や食材の使い切りなど食品ロスの削減、多量排出者へは分別による資源化の指導を行い、ごみの減量に努めています。  リサイクルについては、資源ごみの分別による古紙、缶、瓶、ペットボトルの再資源化、古紙回収活動を行っているリサイクル推進団体への支援、粗大ごみ、小型家電、白色トレー、紙パック等の拠点回収による推進に努めております。まだ広域処理施設クリーンセンターの施設規模等につきましては、引き続き広域事務組合で協議中との報告を受けています。  三点目、コンポストなど、助成措置の具体策はについてですが、ごみ減量化に向け、他市町村の実施状況など調査を行い、関係課と協議をしています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、四項目めの外国人技能実習生の実態についてを経済部長 久保桂一君。 ◯経済部長兼林業水産課長(久保桂一君)皆さん、おはようございます。経済部長の久保でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  四項目め、外国人技能実習生の賃金や労働条件の実態についてですが、外国人技能実習生は、主に各監理団体を通じて各企業で実習が行われており、実習生の労働条件等は、各企業において労働基準法を遵守し、取り決められております。  監理団体では、受け入れ企業への定期的な監査等を通じて労働条件の確認を行うなど、実習生の労働環境を注視していると聞いております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)次に、五項目めの平和ミュージアム(仮称)についての一、四、五を教育次長 若山雅敏君。 ◯教育次長兼教育総務課長(若山雅敏君)皆さん、おはようございます。教育次長の若山でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えいたします。  五項目め、平和ミュージアム(仮称)についての一点目、建設準備委員会での傍聴者への資料配布の中止は撤回すべきではについてですが、宇佐市平和ミュージアム(仮称)建設準備委員会は、平成二十七年の設置後、資料館の施設計画や展示計画など、施設の建設及び開設に必要な事項を審議してまいりました。同委員会の会議は、原則として公開で行われているところでありますが、契約に関する情報や関係課との協議事項などを除き、傍聴者へは可能な範囲で資料を配布してまいります。  四点目、加害と被害の実態をどう展示・解説していくのかにつきましては、宇佐市平和ミュージアム(仮称)では、基本計画において、宇佐海軍航空隊を中心とした戦争の歴史をわかりやすく公開し、平和の大切さと命の尊さについて考える展示を目指すことを方針としております。  この展示方針に沿い、多くの現存資料や記録から見える宇佐海軍航空隊の歴史をありのままに伝えることによって、見学者それぞれが、被害や加害の両面とともに、戦争や平和について深く考える機会の創出につながるものと考えております。  五点目、大型戦闘機(模型)の購入について、見直し、中止すべきではないかについてですが、展示においては、実物資料が最適ではありますが、現存しない物などもあり、資料によっては複製品を製作して展示する必要があると考えております。宇佐海軍航空隊の歴史を伝えるために、この地に実在した航空機の展示は不可欠であり、また、その大きさや形状、機能などを知ることは非常に重要なことであると考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)最後に、五項目めの平和ミュージアム(仮称)についての三を総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)皆さん、おはようございます。総務部長の永野でございます。十四番 用松議員の一般質問にお答えします。  五項目め、平和ミュージアム(仮称)についての三点目、建設理念とオスプレイを伴う訓練は相反すると考えるが、抗議の意思を表明するとともに、中止を再度申し入れるべきではについてですが、日出生台演習場での米海兵隊との実動訓練、いわゆる日米共同訓練については、本年八月、九州防衛局長に対し、周辺地域の住民の不安解消並びに苦痛の軽減を図るため、日出生台演習場で行わないよう配慮を求める要望を行いました。にもかかわらず、今回、オスプレイが参加する日米共同訓練が実施されることは、誠に遺憾であると言わざるを得ません。  そのため、十一月三十日に再度、九州防衛局長に対して、市議会議長と連盟で訓練中止の申し入れを行ったところですが、それでも訓練が実施されるようですので、昨日、改めて住民の安全確保に万全の措置を講じるよう要請をしたところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十四番 用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)再質疑、順次行っていきますが、一番緊急性を要している五項目めの三点、建設理念とオスプレイの訓練への関係について最初にやって、あと順次ということで進めていきたいと思います。  昨日、信國副市長が、昨日ですね、今、答弁にあったように、九州防衛局に出向かれて、どんなことを要望し、これに対する相手側の見解について、副市長から答弁を求めます。副市長が行ったんですから副市長に答えさせてくださいよ。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯十四番(用松律夫君)副市長、何で答えないんですか。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。用松議員の再質問にお答えをいたします。  昨日、改めて九州防衛局に申し入れをいたしました。その内容は、今回、訓練が行われることは大変遺憾である、そこで、今回の米海兵隊との実動訓練を実施するということであれば、少なくとも地元自治体としては、地域住民の不安解消と安全確保のための万全の措置を講じていただくようお願いをいたしました。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)副市長ね、公金を使って出張したわけですから、相手の感触を。行った人じゃないとわかりませんので。答えてください。感触。 ◯議長(佐田則昭君)副市長 信國和徳君。 ◯副市長(信國和徳君)副市長 信國でございます。用松議員の再質問にお答えをいたします。  私からも、これまでのお願いに対してですね、今回実施ということになるということでありますので、遺憾の意を表しました。九州防衛局のほうは、企画部の次長さんに対応していただきましたが、そちらのほうの返答によりますと、やはり住民自治体に対しては、安全安心な立場を守るというようなお話をいただきましたんで、私たちは安心をして帰市をいたしました。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ副市長、一応再度、中止はお願いしたと。しかし、どうしても強行される場合は、住民の安全性と情報の開示を求めたというふうに理解していいですか。 ◯議長(佐田則昭君)副市長 信國和徳君。 ◯副市長(信國和徳君)先ほど、加来課長のほうから答弁をいたしましたとおり、我々の中止の要望に対してもかかわらず実施をするということであれば、地域住民の不安解消、安全の確保のために万全の措置をとってほしいという要請書でありますんで、それを強く要請をしてまいりました。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)お疲れさんでした。  それでは、資料請求ですね、昨日申し入れした文書と相手の回答を、後で提出をお願いしたいんですけど、いいですか。  大分市議会では、昨日の我が党の福間健治議員の質問に対して、当局がですね、オスプレイ飛行に伴い、大分上空を飛行する可能性もあると。岩国か築城の基地から発進してこちらに来るわけですから、当然宇佐の上空も飛行する可能性は否定できないと。そういう場合、大分市では、特別の連絡室を設置しているんですけど、宇佐市では、そういう飛行に対する対策はどう考えているんですか。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。再質問にお答えいたします。  市のほうでは、十一月二十六日に今回の共同訓練の対策本部を立ち上げました。その中で、情報収集班などを編成をいたしまして、訓練があるときには、玖珠町役場、由布市などにも情報収集に行ったり、日出生台のところをパトロールをしたりと、そういったことを考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)時間の関係で。  県知事がですね、我が党の堤県議の質問に対して、明確に知事の答弁として反対を表明されたわけですけども、この宇佐市議会でも、是永市長、一貫して遺憾の意を表明し、知事と同様の態度で、あるいはスタンスで取り組むと言われたんで、この市議会において、市長として反対を表明するお考えはありませんか。どうぞ。 ◯議長(佐田則昭君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えをいたします。  これまで答弁したとおり、知事と同様の考えであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)知事と同様ですから、同じように反対を表明したというふうに理解をいたします。間違いないですね、はい。  もうそういう確認はされたんで、最初の消費税に戻ってまいりたいと思います。  国は、消費税の導入に当たって、少子高齢化あるいは持続可能な社会を保障、あるいは財政再建ということでやってきたんですけど、五%から八%の増税をして以降、この四年間に、地方と国の借金は、長期債務が百七十五兆円増え、千百七兆円に上っている。この事実はお認めになりますか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)企画財政課長の出口でございます。用松議員の再質問にお答えします。  国の予算、それから決算の内容につきましては、公表のとおりであると認識しております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)社会保障の充実と言いながら、生活保護の削減額は、第二次安倍内閣以降でも千四百八十億円、社会保障や介護、その他の国保など、全体で三兆九千億円を削減した、この事実もお認めになりますか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)お答えいたします。  捉え方があると思いますけども、数字的に出されている部分については事実であろうというふうに認識しております。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)持続可能な年金制度の問題で、厚労省のホームページを見ると、平成二十九年度の年金の収支は、厚生年金で一兆五千八百八十一億円の黒字、国民年金でも百三十三億円の黒字、積立額は時価ベースで厚生年金が百五十四兆九千三十五億円、国民年金が九兆二千二百十億円、合わせて百六十四兆一千二百四十五億円にも上るにもかかわらず、年金の切り下げ、あるいは年金控除の一律十万円の引き下げを強行しました。この事実はお認めになりますか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)再質問にお答えいたします。  申しわけございません。数字については、今、把握しておりません。決算で出されている数字はそのとおりだろうというふうに認識しております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)ここに現物がありますので、平成三十年八月十日、厚生労働省年金局、平成二十九年収支決算の概要というのがありますから、これに基づいて質疑をしたわけです。  じゃあ、消費税が導入されて、あれから三十年ということですけども、税収総額は三百四十九兆円。この間、法人税が四〇%から一〇・二六%引き下げられ、二九・七四%あったと。この法人税の減税総額が二百八十一兆円にも上り、消費税増収の八割はこの穴埋めに使われたと。この事実もお認めになりますか。 ◯議長(佐田則昭君)企画財政課長。 ◯企画財政課長(出口忠則君)お答えいたします。  消費税増税の穴埋めのことについては承知いたしておりませんが、その税収、法人税等の決算額については、数字は発出されたとおりであろうというふうに認識しております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)宇佐市の消費税還付額は、水道事業が千四百二十四万一千三百円で、公共下水道が六百九十六万七千八百円、農業集落排水事業が三千六百三十六万三千五百円、合計二千二百万四千六百円が消費税に還付されている。一〇%になれば、平成二十九年度ベースで二千七百五十万五千七百五十円の還付税が増えることになるんですけども、仮に強行されたとしても、市民への転嫁は考えていないというふうに理解していいですか。 ◯議長(佐田則昭君)上下水道課長。 ◯上下水道課長(大木敏之君)上下水道課長の大木です。
     消費税の一〇%については、現在検討している段階でありまして、納税等に伴ってまた、条例等で整備をさせていただきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)国民の八割近くが反対をし、六野党が一致して反対をしている中ですから、当然強行は許さないと。同時に、最悪の場合、強行された場合でも、市民への転嫁は許さないということを求めておきたいと思います。  事業所への影響について、軽減税率、言いかえれば据え置き税率ですけども、この二〇二三年からインボイス制度、納税証明書、言いかえれば適格請求書ですね。その場合、宇佐市の事業所が二千五百四十カ所あると。宇佐市の税務署に尋ねていったところ、宇佐市管内、高田、宇佐を入れてですけども、消費税の申告業者が個人・法人合わせて千八百六十五件。ですから、人口的には六割が宇佐と、四割が高田ということで、そういうおおむねの案分をすると、大体宇佐の千百十九の事業者が課税業者となるのではないかと。 ◯議長(佐田則昭君)用松議員。通告外です。 ◯十四番(用松律夫君)いや、違いますよ。この、消費税の影響についてですから。  残りの千四百二十一の業者が、宇佐市では売り上げ一千万円以下の免税業者となる。この点については、ほぼ間違いないですか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。用松議員の再質問にお答えいたします。  その二千五百四十という総数については、そのとおりだと思います。ただ、今、議員がお調べになられた、税務署のほうで調べられた件数というところの、具体的な、一千万円以下が何事業所あるかということは、ちょっと把握しておりません。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)昨日、税務署の伊藤課長に自筆で書いてもらいましたので。千社に近い、あるいは千五百前後の売上げ業者で一千万円以下の免税業者が宇佐におると。そういう方々が、インボイスが導入されることで、商品取引から排除される、そういう懸念はありませんか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)再質問にお答えいたします。  今、議員がおっしゃられたとおりですね、私たちも小規模事業者と今まで話す中でですね、このインボイス制度が入ることによって、やはり、どうしても免税の事業者については、インボイスを発行できないということは承知しておりますので、確かにそういった懸念もあろうかと思うんですが、国が今、軽減税率の関係でこのインボイスを入れると。それと含めて、二〇二三年まで確か、九月までが経過措置ということがあるので、国もそこで確か経過措置を見るということが入っていたと思いますので、そういったことでいただければと思います。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)まあ、言われたとおりですね、課税業者として登録しなければ対象にならないということですから、そもそも消費税軽減税率そのものが、インボイスを導入するきっかけですから、増税中止を改めて求めていきたいと思います。  次は国保税。宇佐市の国保世帯の一人当たりの課税対象所得額が平成二十九年度ベースで三十九万五千七百円で、県下十八市町村中低いほうから、姫島村、別府市に次いで三番目に低いということは間違いありませんか。 ◯議長(佐田則昭君)健康課長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼健康課長(松木美恵子さん)健康課長の松木でございます。用松議員の再質問にお答えいたします。  議員のおっしゃるとおり、県下でも十六番目、下から三番目ということになります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)いかに困窮者が払いたくても払えない国保税になっているかということが浮き彫りになったわけですけども、中小企業で組織されている協会けんぽの比較で見ていきたいと思うんですけども、御承知のように協会けんぽは、所得割のみで、しかも事業者との折半ということで、およそ国保税の二分の一の負担で済むわけであります。  そこでまず、国保税の場合、四人家族で世帯主のみの所得が二百万円で、三十代の夫婦と子供二人の世帯の場合の税額、同じ条件で四十代以上、いわゆる介護二号にかかわる世帯の場合のそれぞれの試算額を教えてください。 ◯議長(佐田則昭君)健康課長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼健康課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  まず、四十歳未満の方で家族四人、夫一人の収入ということで、所得が二百万円ということで試算をしてみました。結果、三十一万五千二百円。それから、四十歳以上になりますと、三十七万九千円というふうになります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)昨日、協会けんぽの資料を渡したんですが、協会けんぽの試算率で計算をすると、給与収入が二百万円の夫婦と、今言った国保と同じ条件で設定して子供二人の場合は、年額の保険料は三十代の夫婦は十万四千六百五十二円と。四十代以上の夫婦の場合は、十二万六百六十円ということで、実にその差が大きいわけですけども、同じく四百万円の場合、協会けんぽの場合、三十代で二十万九千三百四円と。四十代で、介護が加わりますから、二十二万七千百三十六円ということになるんですけども、この点については間違いありませんか。 ◯議長(佐田則昭君)健康課長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼健康課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  今の金額は、協会けんぽの保険料となりますので、私たちのほうではわかりません。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)時間の関係で節約しますので、昨日渡した協会けんぽの一覧表で、後で試算した結果を教えてください。いいですか。  じゃあ次、先ほど広域になったんで、市単独では平等割の廃止等々についての判断はできないということですけど、清瀬市はですね、平成三十年度から平等割を廃止して、二つ、所得割と均等割だけにしているんですけど、そういう事例があるのに、なぜできないとお答えになるんですか。 ◯議長(佐田則昭君)健康課長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼健康課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  確かに全国で見ると、子供の均等割について、減免を実施しているところがあるようにあります。ただし、大分県内で見ると、今のところは実施しているところはありませんし、今年度から始まりました国保の制度も、県単位化ということになりますので、それぞれの県によって、考え方ややり方が違うんではないかというふうに思っております。大分県では、今、先ほどの回答にも申し上げましたが、保険税を含めて各種の制度についても一元化等の検討をしておるところなので、現時点で当市だけ実施するという状況ではないというふうに考えております。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)それでは部長、県も含めて今後、例えば平等割を廃止するとか、あるいは均等割のうち、子供の世帯の多い場合は減免するとか、そういうことを県が検討しているというふうに理解していいんですか。 ◯議長(佐田則昭君)健康課長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼健康課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  今のところ、保険税のどの市町村にもある保険税というところで、一元化はできないかというところからまず入っております。各市町村の保険税の違いがかなりありますので、そこからの議論をしておるところであります。その後になろうかというふうにも思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、松木部長としては、そういう、所得に比べて県下で三番目に高いということなんで、負担軽減のために、そういうことができればいいというふうに個人的には思っているというふうに理解していいですか。 ◯議長(佐田則昭君)用松議員。個人見解は……。 ◯十四番(用松律夫君)個人じゃない、部長としての見解です。済みません。 ◯議長(佐田則昭君)健康課長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼健康課長(松木美恵子さん)お答えいたします。  先ほども申しましたとおり、県での検討等が入っておりますので、その検討会での動向や今年から初年度として始まりました国保運営の状況等も見定めて、宇佐市というのをどうするかということを考えていきたいというふうに思っております。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)ぜひ、強く要望して。二点目ですね。先ほど繰り入れについては裁量権でできるという答弁がされたんですけども、この五年間、宇佐市の法定外繰り入れの金額をお示しください。 ◯議長(佐田則昭君)内容を……。いいですか。 ◯十四番(用松律夫君)もう、ほな後で資料を提供してもらえばいいです。いいです。 ◯議長(佐田則昭君)資料の提供をしてください。  用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、最大限ですね、繰り入れがゼロの年もあるんで、確認はしているんですけども、繰り入れを増やして負担を軽減すると。同時に、国に国庫補助の大幅な増額を求めるお考えはないか、再度その点を。 ◯議長(佐田則昭君)健康課長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼健康課長(松木美恵子さん)お答えをいたします。  先ほども申しましたが、国保の負担の増額に関しましては、全国市長会、全国知事会等を通じて要請、提言等をしているところであります。宇佐市もそれに合わせて行っていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)ぜひお願いをしたいと。  ごみ行政について、正副管理者間の不一致点について、議会の初日、高橋議員から八点、論点を整理したと。そのうち、合意しているのは一点だけと。あと七点が、正副管理者間の間で合意されていないと。そういう中で、なぜ是永市長さんは、広域に固執するのか、その理由をお聞かせください。いや、市長しかわからないっちゃ、理由は。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)生活環境課長の新納でございます。用松議員の再質問にお答えします。  今現在計画中の宇佐・高田・国東のごみ施設につきましては、大分県廃棄物処理計画において、宇佐、高田、国東の広域ブロック区分けがされております。また、ダイオキシン削減対策等の課題を解決するために、ごみ処理の広域化に基づき、宇佐・高田・国東広域事務局で進められていると認識しております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)市長がですね、正副管理者会議の中で正ですから、リードしているわけですから、市長御自身の御見解をどうぞ。 ◯議長(佐田則昭君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)用松議員の再質問にお答えいたします。  先ほどの答弁でもありましたとおり、広域事務組合は、地方自治法に基づいて議会の議決を経てやっております。議会の議決を尊重していきたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)平成二十九年度の決算資料では、可燃物の年間が一万六千六百五十八トンと。一日当たり約四十五トン。これに、最低宇佐市の減量目標である一二%削減を実現すれば、四十トンになる、これに間違いありませんか。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)お答えします。  計算上、一二%減量になればそういう数字になろうかと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)災害ごみの処理量を、広域の場合、七トンということですから、大体人口比でいくと、そのうち三・五トンが宇佐の災害の場合の処理に該当すると思うんですけど、現行の稼働日数を二百九十日から三百三十日に算定した場合、広域の試算でも六トンというふうになるんで、宇佐の場合はその半分で三トンという人口案分でいくと、それと、災害ごみを含めてさっき言った四十トンをお認めになったわけですから、その三トン、四十三トンでも可能ということで理解していいですか。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)お答えいたします。  そういう事務の内容につきましては、広域事務組合や一部事務組合で別組織となっておりますので、そちらの中で協議を進めるべきものだと考えておりますので、回答を控えさせていただきます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そうやなくて課長。宇佐市としてのごみ行政を聞いているんですよ。宇佐市でごみ行政をした場合、災害も含めて四十三トンで可能かということをお聞きしているんですよ。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)何度も繰り返しになるんですけども、広域の中でかけて計画している部分でありますので、回答のほうは控えさせていただきます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)納得いかないんですけど、時間のロスになったら悪いんで。  広域が勉強会で出した資料の中身によりますと、大体建設費を、広域の議会でも、五千八百万円ということが傍聴してて出たんですけど、四十トンで計算した場合でも、二十三億二千万円でできるという試算についてはお認めになりますか。 ◯議長(佐田則昭君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(新納孝明君)お答えします。
     済みません、その詳しい内容については報告は受けておりません。 ◯議長(佐田則昭君)用松議員、市の範囲内を。 ◯十四番(用松律夫君)宇佐市行政を、宇佐市としてやる場合の試算を……。 ◯議長(佐田則昭君)広域は関係ございません。  用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)四項目めの宇佐市における外国人技能実習生の賃金や労働条件の実態についてですけども、テレビ、新聞等マスコミ等で御存じのように、国会でもたびたびのデータの捏造が明らかになり、実習生も低賃金で一年間に七千人が失踪していると。あるいは指三本を失い、病院に自分では行けないと。あるいは、人権侵害等々が国会で明らかになり、六野党こぞって、こうしたことを容認するような入管法の改悪には反対ということですけども、三百六十五人、宇佐市に外国人の技能実習生がおると。もちろん、私たちはこの劣悪な労働条件で人権侵害を放置して、労働力の調整面として外国人の雇用には反対で、そもそも外国人が、日本に来て技能を習得して母国に帰って生かすというのがこの制度ですから、それに反する内容になっているということを指摘して、三百六十五人のうち、ベトナムが二百三十四人、中国が八十四人、フィリピンが二十一人、ミャンマーが十一人、その他六人という数字は間違いありませんか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)商工振興課長の城でございます。用松議員の再質問にお答えいたします。  数値につきましては、今言われた数字かと思うんですが、ちょっと資料のほうは提出という形……。それで提供しておりますので、それは間違いありません。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)答弁と実際は違うわけですね。答弁は労働基準法に基づいて健全にということですけど、宇佐市における外国人技能実習生に対する低賃金あるいは失踪あるいは人権侵害の実態は把握しておりますか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  今言われたような人権侵害とかですね、そういったことについては特に把握はしておりませんし、私たちのところには報告は届いておりませんが、今、実習生の監理団体であります四割ぐらいを受け入れている商工会議所のほうにお尋ねする中ではですね、やっぱり失踪というのは確かに数件あるというふうには聞いております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)人権を守るためにですね、市としても監理団体と連携して、アンケート調査を行う、あるいは聞き取り調査を行う、そういう努力をするお考えはありませんか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  今議員言われたようなですね、聞き取り調査というか、私たち、そこまで踏み込めるかというところはありますが、ただ、この前の多田羅議員の質問の中にもありましたが、今後の外国人との共生という部分でですね、いろんなかかわり方をする中でですね、各企業を回ったりしてですね、お願いするということは、当然、必要だろうというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)先ほど言った三百五十六人の中で、商工会議所にお聞きしたところ、約百六十人が商工会議所が監理団体として受け入れていると。残りの方々はどういう民間の監理団体が受け入れをされているか教えていただきたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  今、両院商工会のほうも監理団体として一つあります。それと、あと、各企業はですね、全国いろいろな受け入れ監理団体からですね、受け入れているということでございますので、そこまでは承知しておりません。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)ぜひ調査をしてですね、安心して技能を学び、習得して母国で生かすと。あるいは、人権を守れるようにしてほしいということで、特に問題は、民間の監理団体がですね、ピンはねをしたり、あるいは不法な食費とか、いろんな形で吸い上げたりしていると。大体、監理団体は、会社に対して一人の外国人について三万円から四万円の監理費を企業から受け取ると、そういう仕組みになってますけども、その点についてはどういう掌握をしていますか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  その外国人受け入れのですね、監理のあり方というか、そういった企業については、私たちは承知していないというのが事実でございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)御承知のように、豊後高田市がですね、全国で初めて官民共同の取り組みっちゅうことで、楽しく暮らせる仕組みを作り、安心して働ける仕組みを作るということで、商工会議所と豊後高田市と企業で協定を結んでですね、これは全国初ということで、相当注目はされているんですけど、こういうふうにして宇佐市も、民間のそういう悪質な業者を排除して、安心して働けるようなこういう協定を結ぶ、そういう団体を作るお考えはありませんか。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  豊後高田市さんの場合は、豊後高田市、今言われたように四者が一緒になって立ち上げたということはあります。宇佐市の場合が、商工会議所であり、両院商工会がですね、既に立ち上げてやっているというのが、二十年前から商工会議所のほうはやられているということを含めて、今、先ほど申し上げましたが、やっぱり今の状況からするとですね、いろんな外国人に対しての取り組みが必要だというふうに認識しておりますので、協定を結ぶ、結ばないは別としてですね、いろんな取り組みは必要だというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)私も商工会議所が、そういうふうに長い歴史を持ってやっているということは承知しているんですけども、問題は、市がかかわってね、企業と、それから市と商工会議所がかかわって、安心して働ける、そういう環境を作る、そういう努力をするお考えはないかということを聞いているんです。 ◯議長(佐田則昭君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(城 隆弘君)お答えいたします。  そういった努力は必要だろうというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)次は、平和ミュージアムの問題に移りたいと思います。  配布資料については、個人情報あるいは契約関係以外はということで、じゃあ、従来どおり傍聴者、マスコミ関係者に、準備会を傍聴すれば、従来どおりの資料は配布するというふうに理解をしていいですか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。用松議員の再質問にお答えいたします。  会議の資料でありますが、会議開催時における資料配布につきましては、先ほど言いましたとおり、契約に関する事項や関係課との協議が必要な事項などを除きまして、可能な範囲で配布はしたいというふうに考えております。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)確かに私が傍聴していたときに、契約に関するときは非公開として、途中で切りかえて、まあそれは理解できるそれなりの理由があると思うんですけど、問題は、答弁の核心はね、従来どおり配布するかということをお聞きしているんですよ。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  先ほど答弁いたしましたとおり、今現在ですね、今年度の建設準備委員会等では、管理・運営計画等につきまして審議を進めているところであります。そういった内容につきましてはですね、今後の、例えばミュージアムができてから、直営でやるのか、あるいは指定管理でやるのか、はたまたその折衷形式でやるのかとかですね、そういった問題。それから、そういったことに関しましては、人員配置でありますとか、組織をどうしていくのかといったことにもかかわってまいりますので、可能な範囲で配布をしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、次のミュージアムの問題で、加害と被害の実態について、村山談話が統一見解として踏襲されておるわけですけども、その趣旨をですね、きちっと資料館の解説の中に入れるお考えはありませんか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  戦争の加害の面をということでありますが、本市の平和ミュージアムの基本計画で定めました展示方針に沿って、多くの資料や記録から見る宇佐海軍航空隊の歴史をありのままに伝えるというのが、本市のミュージアム構想、あるいはその展示の方針ということでありますので、その基本方針に沿いまして、展示を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあね、実際に平和の尊さ、戦争の悲惨さ、どういう観点で戦争の悲惨さ、あるいは残虐性、あるいは被害の実態を展示するというふうに理解していいんですか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  先ほど答弁申しましたとおり、宇佐海軍航空隊の歴史をありのままにですね、伝える多くの資料、そして、記録等がございますので、そういった資料だけではなくて、遺構も含めてですね、整備をしながら、多くの方たちにそれを伝えていくということが、被害や加害の面、両面を理解していただくための方策というふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)それは非常に狭いと思うんです。宇佐市の資料だけで、アジア全体の規模であられた戦争の悲惨さが、どうして浮き彫りにできるんですか。もう少し視野を広げたらどうですか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  宇佐市で今、建設を計画しております平和ミュージアムは、戦争資料館というわけではございませんで、宇佐地方のですね、近代、特に宇佐海軍航空隊の歴史を中心とした近代史の歴史の資料館ということでありますので、戦争全般を扱うようなですね、そういった資料館ではございませんので、その辺は御理解いただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)むしろ兵器を四つもね、模型を飾って戦争資料館にしようとしているのが今の実態なんで、逆に、さっき言ったとおりの悲惨さを確実に伝えるということを要望して、次の大型戦闘機ですね。これは、当面七千万円、ケースとかいろいろ入れたら一億円を超すと思うし、課長は以前、九九式艦爆機についても、財政状況を見て検討するようなことを言ってましたけども、この戦闘機で、特に桜花なんかそうですけど、搭乗させて、軍服を着させて、そういう形でやるという計画なんですか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。再質問にお答えいたします。  今、議員御指摘のような、そういった、搭乗員が着ていたパイロットの服装をして、そこで写真を撮るとかですね、そういったことは考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、課長として、搭乗体験をさせて、何を伝えたいというふうに思っているんですか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  当時のですね、やはり、桜花あるいは特攻で出られていった方たちの命もなくすわけですから、そういった、狭い操縦席の中に座ってですね、命を捧げていった、そういった人たちの思いというのを、やはり感じてもらうことが、戦争とか平和というのがどういったものなのかということを理解する上で、非常に大事なことだというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)時間の関係で最後の七項目、差別解消に逆行する集会所の問題について、地区集会所条例にはその設置目的を、社会教育の振興を図るとともに、市民相互の理解と信頼を深めると。なぜ、そういう集会所条例がありながら、必ずどこの集会所でも同和問題を取り上げるのは、どういう理由ですか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。用松議員の再質問にお答えいたします。  社会教育集会所というのは、いわゆる公民館等とは違っておりまして、確かに今、議員が言われましたとおり、条例の中ではですね、社会教育の振興を図るとともに市民相互の理解と信頼を深めるためというふうにうたわれておりますが、これは、社会教育集会所というのは、部落差別、同和地区の問題の解消に向けて設置された教育集会所ということでございますので、当然、部落差別に関する学習会を開くというのは当たり前のことでございます。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)そういう答弁ではですね、市が、地区集会所がある地域は、改めて差別を受けている地域と、そういうことを認定して、お墨つきを与えるもので、断固抗議するものであります。  今年の三月議会で、私の質問に課長は、宇佐市には被差別地区はないと、政治の分野、経済、社会、教育の分野などで、実態的な差別はないと答弁したわけですけども、この点についての認識は、改めて確認したいんですけど、いいですか。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)再質問にお答えいたします。  実態的な差別はないということではなくて、実態的な差別がまだ残っているということでありますので、こういった法律もできたことでもありますし、集会所の学習会についても、今後も引き続き行っていかなければいけないというふうに考えております。
     以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)じゃあ、人権・同和……、今度、名前が変わって差別解消推進課長は、以前、課の名前が旧課のときには、そういう答えをしたんですけど、人権課長としては、今、私の言った点、差別はないということについて、実態的差別はつかんでいるんですか。ちょっと、時計とめちょってください、もう。あと二分ですから。とめちょかんと。お願いします。もうあと二分しかない。 ◯議長(佐田則昭君)質問わかりますか。 ◯十四番(用松律夫君)ちょっととめちょってくださいよ、もう二分しかないのに。 ◯議長(佐田則昭君)質問はわかって……。  人権啓発・部落差別解消推進課長。 ◯十四番(用松律夫君)課長、とめちょってくださいよ。四十秒ロス。 ◯人権啓発・部落差別解消推進課長(上田誠之君)人権啓発・部落差別解消推進課長の上田です。用松議員の再質問にお答えいたします。  実態的差別はないかということでありますが、宇佐市においては、差別がないようにですね、新しい法もできましたので、部落差別の解消の推進に取り組んでいきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)地区集会所の講師料として、百四十万八千五百円の税金が支払われている。講師名は公表しないというふうに決算でも言ったんですけど、他の分野ではですね、公金を支払った場合は、ちゃんと公開をしていると。なぜ、この場合、公開しないのか。その法的根拠を教えてください。 ◯議長(佐田則昭君)社会教育課長。 ◯社会教育課長(佐藤良二郎君)社会教育課長の佐藤でございます。再質問にお答えいたします。  これを公表することによりまして、特定の個人が特定されるといったことになりますので、その講師名は控えさせていただいております。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)用松律夫君。 ◯十四番(用松律夫君)三百十三回の講義のうち、参加者が五人以下が七十六回、十人以下が百九十三回、一人が一回、二人が四回、三人が十四回と。これでは、相互に理解を深めるという内容と反するというふうに考えるし、時間の関係で、人権担当社会教育指導員の名簿をもらっているんですけど、地区ごとの……。 ◯議長(佐田則昭君)時間が来ました。  以上で用松律夫議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩をいたします。なお、再開は十一時十五分といたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前十一時〇八分               ───────────────                 再開 午前十一時十五分 ◯議長(佐田則昭君)休憩前に引き続き、会議を開きます。一般質問を続行します。  十九番 筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)皆さん、おはようございます。十九番 市民連合の筌口 孝です。最後の一般質問になりました。  今日、少し寒い朝を迎えました。二、三日暖かかったんですけど、また寒い師走に入るのかなと、そのように思っています。  そういった中で、私は今回、一般質問を一項目に限って通告をさせていただきました。日米の日出生台の演習場の共同訓練についてであります。常日ごろ、住民の安心・安全というのが、大変、地方自治には求められているんですけど、そういった中で、今回、地域住民が一番不安に思う状況がかけられてきたのかなというのを、毎晩毎晩、自分なりに不安を募らせてきました。  一昨日、一般質問が終わってから、日出生台の現地に足を運びました。現地の中は、広大な自然の草原であります。そこに足を運んで、市民連合の仲間であります大隈副議長、そして河野康臣議員と一緒に行ったんですけど、ちょうど現地についたのが四時ぐらい、監視小屋をちょっとのぞいてみたいと思って監視小屋に立ち寄ったんですけど、そこで車をとめて、ちょうど降りたときであります。「バーン、バーン、バーン」と発砲が行われました。発砲地から、今度は着弾のほうに向かって、着弾の音が出るまでに、約十三、数で数えていくぐらいの距離で着弾しておりました。連続で三発、ちょっと時間を置いてまた三発、そして、それが着弾の音と重複するというような感じで、発射のほうは、火薬の黒煙がばっと上がるというような状況を見ました。  そのときつぶやいたのが、「こんなことをして本当に無駄はないのかな」という声を隣で聞きました。しかし、今の日米協定の中ではやらざるを得ないのかなと。これが軍事産業を一部支えることにもつながっているのかなというようなことが言われました。  確かに、経済を考えていけば、そういったこともあるのかなとは思いますけど、やはり本来の安心・安全というのは、そういったことだけではないのではないかというのを強く感じております。  そういった中で私は、日出生台に隣接する最も近い筌ノ口集落であります。この集落を考えたときに、先日、九州防衛局に要請に行ったときも、衛藤正明議員が、日出生台では、私よりかもっと近い地域で暮らしています。そして、孫の不安というのを防衛局の方に訴えました。そういったことを考えたときに、やっぱり住民自治というのを、もっともっとしっかり求めていくときではないかなというのを強く感じました。  それは、沖縄の負担軽減というのは当然あります。そういうのを認めて、是永市長を初めとして、そういう訴えをしているわけでありますけど、やはりそれが本当に一部の軽減にはつながったとしても、新たな地域にまた、負担が生まれてくるわけですから、そういったところをどのように住民自治の中で捉えていくのか、そこをしっかり訴えていきたいと思います。  では、最初に、本題に入りまして、一項目、(一)、住民が最も不安に思われているオスプレイの使用訓練実施について、宇佐市への情報伝達はあったのか。今年八月二十二日、九州防衛局での要請は生かされているのかを伺います。  二点目に、今回の要望は、新たに大砲及びヘリコプター等の騒音に加えて、航空機全般を対象とする表記に改め、大きな衝撃・騒音、そういったものの使用時間等について情報開示を示されるよう配慮を求めたものですが、その成果を伺います。  そして三点目に、九州防衛局の今回の公表は、余りにも住民への配慮のない伝達であり、県と六市町は、中止を申し入れると報道にあります。宇佐市はどのような考えを持っているのか、お伺いします。  四点目に、宇佐市はさきの要望で、米海兵隊との実動訓練について、新規に四者協と同じ文言を要望書に追加しております。総務委員会での審議も、宇佐市の新たな姿勢を強調したところであり、今回の公表には怒りを強く感じています。九州防衛局での対応には、不信を禁じ得ません。今後の情報開示について、信じることができるのか、住民への安全や情報伝達はどのような方法で住民に伝えられるのかを伺いたいと思います。  以上、最初の質問と致します。 ◯議長(佐田則昭君)それでは、筌口 孝議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十九番 筌口議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、日出生台演習場での日米共同訓練についての一点目、オスプレイの使用訓練実施について、宇佐市への情報伝達はあったのかについてでありますが、米海兵隊との実動訓練、いわゆる日米共同訓練につきましては、本年八月、九州防衛局長に対し、周辺地域の住民の不安の解消並びに苦痛の軽減を図るため、当訓練については、日出生台演習場で行わないよう配慮を求める要望を行っておりました。にもかかわらず、今回、オスプレイが参加する日米共同訓練が実施されることは、誠に遺憾であると言わざるを得ません。  本訓練の情報伝達につきましては、十一月二十日に九州防衛局から、訓練目的や期間、場所等の情報提供がありました。市といたしましては、市議会議長と連名で、十一月三十日に再度、訓練の中止を要請をいたしました。また、どうしても訓練を実施せざるを得ないということであれば、住民の安全確保に万全を期してほしいという趣旨で、昨日、副市長トップとして、県や地元六市町村と同様に、九州防衛局長に対し、オスプレイの飛行ルート、飛行時間帯などの情報提供、騒音・振動の測定と低減策などを内容とした要請を行いました。九州防衛局からは、航空機の使用については、人口密集地域を避けるなどの安全面の確保や騒音の低減に努めるよう、米軍に対して周知徹底するとの回答があったところであります。  今後とも、県や地元六市町村と歩調を合わせながら、住民の安全確保と不安解消に全力を尽くしてまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁は終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(佐田則昭君)次に、一項目めの日出生台演習場での日米共同訓練についての二、三、四を総務部長 永野直行君。 ◯総務部長(永野直行君)総務部長の永野でございます。十九番 筌口議員の一般質問にお答えします。  一項目め、日出生台演習場での日米共同訓練についての二点目、大きな衝撃・騒音等、使用時間等について、情報開示されるよう配慮を求めた要望に対する成果はについてですが、住民からの苦情等に関する問い合わせに対しましては、陸上自衛隊湯布院駐屯地等を窓口に、真摯に対応をいただいています。  三点目、県と六市町は中止を申し入れると報道にあるが、宇佐市の考えはについてですが、今年八月二十二日に行った要望の目的につきましては、日出生台演習場では年間三百日を超える訓練が実施されており、特に騒音や振動が伝わりやすい気象条件下において訓練が実施される際には、地元住民は苦痛を感じているため、周辺地域の住民の理解と協力を得るとともに、不安の解消並びに苦痛の軽減を図ることを目的に、当実動訓練については日出生台演習場で行わないよう配慮を求めたものであります。そこで早速、先月三十日に、九州防衛局長に対して、改めて訓練の中止を求める要請活動を行いました。  四点目、住民への安全な情報伝達はどのような方法で伝えられているのかについてですが、当訓練が公表された翌日には、広報配布を通じて、安心院・院内地域の演習場周辺地域の世帯に、訓練内容や日程等のお知らせをいたしました。  また、十一月二十六日に、日米共同訓練対策委員会を開催し、同日、対策本部を設置するとともに、県や地元六市町と連携を図りながら情報収集に努め、必要に応じて区長等を通じて地域住民へお知らせをし、住民の安全確保と不安解消に全力で努めたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(佐田則昭君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十九番 筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)再質問を行ってまいりたいと思いますが、まず、先月の十一月十九日、「オスプレイ最大四基、日出生台夜間飛行も」ということで、大分合同新聞に報道がなされました。それ以降、今日、新聞も切り抜いて持っているんですけど、連日、この日出生台の演習場の関係について報道がされています。  しかし、この報道、ずっと私、毎日毎日目を通したんですけど、宇佐市というところは一行もありません。これだけの毎日の新聞報道の中で。これは何を意味するのかなと。あれだけ是永市長と合わせてですね、議会議長も合わせて九州防衛局に要請書を送りました。私も同伴しましたから、要請書も持っています。しかし、確かに桝賀局次長ですか、この人が親切な対応、回答もしていただいていますけど、何かしら住民の本当の不安というのは、宇佐市には余り知らされないんじゃないかなというふうに、自分でも自分が落ち込むような思いになっていました。  そこらあたりについて、執行として、どういうふうに思っているか、まず、お尋ねいたします。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)危機管理課長の加来です。筌口議員の再質問にお答えします。  宇佐市の立場でありますけども、これまで県と六市町が、一緒に九州防衛局に要請活動をしたというような記事が何回も載っております。今回も宇佐市としましては、その六市町と同様に活動をしたいというふうな思いもありましたが、どうしても日出生台演習場にしても十文字原にしても、宇佐市が土地がないといいますか、土地が含まれておりませんので、そのあたりが、宇佐市が単独でこういう要請活動をするというふうになっております。そういった面もありまして、そういった新聞の扱いもそうなっているのではないかと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)少しね、申し上げたいんですけど、土地がないということは、やっぱり言うことではないんじゃないかなと。これだけ日出生台に隣接した宇佐市がですね、安心院・院内、もう境界ですよ、県道を挟んで境界が安心院なんですから、そういった部分では、まあ、杵築あたりは境界は土地はなくても杵築というような部分が、この六市と合わせて報道に入っているんですね。こういった部分については、是永市長も、九州防衛局にあれだけ強く、四者協と同等の扱いできちっと情報公開してくれということで申し入れて、それも防衛局のほうは、可能な限り何でも言ってください、可能な限り情報は流しますということを言っているんですけど、やっぱり一方、こういった報道の中ではよそ者というか、外されているというような感じに私は思いました。ですから、そこらあたりを再度お尋ねします。どういった感じをとっているのか。安心院・院内は、今回のオスプレイのコースにも、後ほど触れたいと思うんですけど、入っているんじゃないかなというのを私は懸念していますので、その点について再度、お尋ねします。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)再質問にお答えします。  宇佐市については、そういう隣接であるというところであるんですけども、やはり周辺地域の住民の皆様の不安というのは、十分、ずっと以前からもわかっておりますので、県と六市町と同行ではなくても、宇佐市単独でこれまでも、八月と十一月と昨日と、単独で要請をして、そういった六市町と同じように扱いをしてほしいと、情報提供などをお願いしたいというふうな要望をしてきました。  九州防衛局につきましては、「わかりました。同じような情報提供を」ということで、今、ずっとファクスなどで情報提供をいただいておりますが、大分県、六市町、宇佐市というふうに、同列で同じような情報提供をいただいているところであります。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)危機管理からしては、そういった提供を受けているということでありますけど、そこ周辺部に暮らす住民についてはですね、やはりこういった報道を目にすると思いますし、報道の中に、「宇佐市」ということが一言も出ていないわけですから、こういった部分については、もっとしっかりと情報公開を含めて、地域住民に知らせていく必要があるんじゃないかなと、そのように強く感じてますので、その点についてはよろしくお願いしておきたいと思います。  次に、情報公開がされると言いながら、不明な部分がたくさんあります。この報道の中の、オスプレイが日出生台に入ってくるということなんですけど、飛び立つのは岩国基地ということであります。ですから、岩国基地から飛び立つとすれば、最短をとれば、岩国基地から下松を通って周防灘上空を通って、アフリカンサファリの上を通って日出生台に入るのが最短ではないかなと。わざわざ別府湾やそういった遠回りをしてまでは入ってこないだろうと思うんですが、そういった点についての想定というのは、何かありますか。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)再質問にお答えします。  オスプレイの飛行経路などにつきましては、先日の要望活動などのときでも、意見交換の場で九州防衛局にお伺いをしました。防衛局側としては、人口密集地域を避けるであるとか、重要な施設の上は避ける、そういったことをしますけども、具体的な航路については、セキュリティー面があるので、なかなかお知らせは難しいというようなことでありました。  実際にオスプレイが飛ぶ日が、十二日と十六日ということでありますので、私たち宇佐市としましては、その日は周辺をパトロールするなど、厳重な警戒を行いたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)観光面も含めて、私、アフリカンサファリの園長とお話をしました。大自然を売り物にして、動物と子供たちの触れ合い遊園地なんですけど、コース的にやっぱり、大変心配なところがある、ただ、観光ですから、全くもって反対ということは、園長あたりは言えないと。やっぱり良いイメージの中で、子供たちや観光者と触れ合ってほしいという切実な言葉をいただきました。これまでも、そういった部分は、是永市長と九州防衛局に伝えてきたわけですけど、なかなかコースが示されないというか、セキュリティーと言いながら。大分空港で事故があってですね、エンジンの不具合があって、空港に着陸したんですけど、やはりそのときから、ある程度岩国基地から最短で日出生台に入る、そういった計画がなされていたんじゃないかなというのを今になって思うんですけど、そういった部分では、しっかりと情報を、年間七十万人を超える観光客があるところでもあり、特別な情報伝達が必要と思いますが、その点についてはどのように扱っておりますか。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)再質問にお答えします。  先ほど言いましたように、九州防衛局から六市町と同じように情報が入るようにはなっております。そういった重要な情報といいますか、必要に応じて、安心院・院内支所を通しまして、周辺地域の区長などには、そういった必要に応じた情報はお知らせをしていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)徹底してですね、不安の解消というのは、情報公開以外にないと思うんです。今までの演習とはちょっと違ってくる、オスプレイというのは、情報や報道でもあるように、一番これまでに事故が頻発に起こっているし、一昨日の米軍の戦闘機事故、ああいったものが出ると、なお住民というのは不安が増してくると思うし、私も、本当に米軍のオスプレイ大丈夫かなというのを強く感じています。  ですから、そういった部分を安全性についてとしてですね、ここに資料をいただいているのが、大分空港に臨時でとまったときなんかも、不具合のあったエンジンを交換し、徹底的な整備、点検を行い、試験飛行において通常の飛行に問題がないことを確認し、九月四日、岩国飛行場に向け離陸したということなんですけど、こういったエンジンを取りかえて交換した現実があっても、機体構造に問題があったわけではないというような書き方なんですけど、我々素人では理解できないんですけど、危機管理としてはどういった捉え方をしていますか。 ◯議長(佐田則昭君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(加来 定君)お答えします。  私どもも、議員がお持ちのと同じと思いますけども、九州防衛局から、オスプレイの安全性などの説明の資料をいただいております。九州防衛局が言うには、まず、平成十七年にアメリカ政府がその安全性を確認をした。日本政府としても、平成二十四年に、普天間飛行場に配備をするときに評価をした。これに加えて、平成二十六年には、日本もオスプレイを導入するときに、改めて評価をした。で、安全だというふうなことを言っております。  ただ、一般に、市民の皆様方、私どもも含めまして、やはりオスプレイというのは、新聞記事とかも出ておりますけども、あちこちで事故の例がありまして、この大分空港でも昨年ですか、事故というかこういうトラブルがあっております。そういうことがありますので、今回の日米共同訓練、特にオスプレイを使ったものはしないように配慮をしてほしいというようなお願いを、再三にわたってしていったところでありますので、やはり市民、私どもも、オスプレイについては非常に不安を持っております。  以上です。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)県の広瀬知事を初めとしての不満の声を挙げているということは、報道でも大きく出ているんですが、確かに地形的なものと、私が県道、市道、それから国道、そういったものをずっとチェックしてみたんですけど、東側には、国道五百号がずっとアフリカンサファリ前、十文字原の演習場から走ってますし、西側は、院内の国道三八七号が玖珠の日出生台に向けて走っています。その間には、私たちの暮らす筌ノ口を通る県道六百十七号、そして福貴野を通る日出生台の、これは演習場の中を通っています県道五十号、そして、院内の羽馬礼を通っています県道四百九号、こういった県道関係が縦軸に日出生台に向かって走っています。で、横軸を見ると、日出生台から十文字原に六百十六号、そして、小野原から玖珠に六百七十九号というふうに、その間は市道が走っているわけでありまして、これだけの生活道路が走っている中をオスプレイが飛ぶわけですから、当然、やっぱり住民にとっては不安が募ると思いますし、こういった部分については、市長がじきじきにいろんな意味で、強く九州防衛局に要望していただいているんですけど、なかなかそういった部分が、現実に地形とどう入っていただいているんかなというのも疑いたくなるんですよ。ほとんどこの線が宇佐市を経由して、宇佐市側なのです。それだけ宇佐市の安心院・院内は、日出生台に隣接しているわけですから、そこらをぜひ、市長会あたりや四者協と合わせて、市長に再度、強い意思を持って、やっぱりオスプレイは今回しっかりとめておかなければ、恐らく今回が契機で、次は大変な状況というか、恒常的な部分がすごく心配されますんで、その点の市長の決意を再度、求めたいと思います。 ◯議長(佐田則昭君)宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)筌口議員の再質問にお答えをいたします。  まず、今回のですね、訓練に関しまして言えばですね、日出生台演習場につきましては、いわゆる沖縄の負担軽減のために、沖縄の百四号、県道五号へのですね、訓練の負担軽減ということで、日出生台のほうを受け入れたわけですね。それがいわゆるSACOというですね、沖縄の負担軽減に関する法律に基づいてやっているわけです。  沖縄に基地が集中して、なおかつ訓練も集中しているということで、それを本土のほうで、幾らかでも負担軽減したいということでなっています。そういった意味では、日出生台における演習場については、本土のどこよりも、私ども貢献していると、そういったような私は認識でございます。知事も同じ認識だと思うんです。そこまでやっているのに、今回さらに上乗せしてやるのは反対だというようなことで、私もですね、知事と同じ思いでいるわけでございます。  そこで、従来からですね、そのSACOの関係のときに、県と日出生台の、いわゆる自治区のエリアを持っている玖珠・九重・由布の自治体、つまりこれが四者で四者協というふうになっているんですけど、そこに宇佐市も入れていただけないかという話をしましたけども、そのSACOの法律ができたときに入っていないという経緯もありまして、そこにはですね、入れてもらえないと。しかしながら、情報提供等については準じた形でという形で、これまで推移してきているところであります。
     今回につきましては、四者協プラス若干多いのは、十文字原も今回訓練の対象に入っているということで、そこに行政エリアを持っている杵築ですとか別府ですとかが入ってきて、今回、県と六市町というふうになってきて、一番最初の、議員にありました報道等に、宇佐市が一つも出ないというのは、そういった事情によるものだというふうに思います。  ただ、情報提供のあり方につきましては、一貫して、四者協に準ずる、今回も六市町に準ずるような扱いを県にも求めておりますし、先般、九州防衛局に行ったときもですね、直接私はお願いしまして、そういう情報におくれを必ずとることがないようにということで対応したところであります。  先ほどのですね、県のほうにもですね、こういった関係のときに、やっぱり正式にですね、入れていただけないかという要請は、また再度してみたいというふうには思います。いずれにしましても、もう本日から訓練開始ということでございますので、とりあえず住民の安全確保、不安解消にですね、とにかく全力を尽くしてまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(佐田則昭君)筌口 孝君。 ◯十九番(筌口 孝君)住民の安全確保には情報以外にないと思いますので、しっかりと情報を発信していただいて、少しでも不安から逃れられるような状況を作っていただきたいと思います。  今日の地方自治というのは、やっぱり公共の安全、そして、地域の安心、それが最優先だろうと思いますから、日米同盟もありますけど、それを超える、大事な地方自治の主張するところは、しっかりと主張していっていただきたいし、その点は是永市長も十分理解していただいて、新しく反対という声明も出していただいておりますから、そこらは十分理解できているんですけど、なかなか情報公開を含めて、まだまだ見えないものがいっぱいあるし、不安解消までにはなっていないんじゃないかと、そのように思っていますので、そういったことを強く求めながら、少し時間残りましたけど、私の質問にさせていただきます。よろしくお願いします。 ◯議長(佐田則昭君)以上で筌口 孝議員の質問を終結いたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  次の本会議は十一日午前十時から再開し、議案に対する質疑並びに委員会付託を行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労でございました。                    散会 午前十一時五十二分 宇佐市議会...